知って得するライブマナー講座!初めてでも絶対楽しむコツ20選

出待ちってしていいの?ファンの間にある暗黙のルール

ライブを観に行く時は、基本的にはライブのみの参加になります。その他にイベント事があれば参加することができますが、ライブの時はライブのみ、となっていることがほとんどです。その中で、ファンによってはライブ後の「出待ち」をする人もいます。

出待ちとは、ライブの出演者であるアーティストやミュージシャン、アイドルのみなさんが帰り際に会場内から出てくるタイミングを待っている行為のことです。出待ちは帰り際ですが、会場入りをする際には「入り待ち」をするファンもいます。

こうした出待ちや入り待ちといった行為は、場合によっては徹底的に禁止されることもあるので、あらかじめ注意しておいてください。出待ち・入り待ちは禁止と注意事項として案内されている場合もあれば、ファン同士の間での暗黙のルールとなっているケースもあります。

もちろん、出待ちや入り待ちが禁止になっていない場合はしてもOKなのですが、この場合もマナーはしっかり守るようにしましょう。たとえば、会場入りや帰り際の出演者やスタッフの邪魔にならないように待っているなど、待つ場所のマナーもありますし、出待ち・入り待ちをするなら列に並んで待っていなければならない、といった現場のルールもあるので、まずは空気を読みましょう(笑)

あとは特に禁止されていなくても、出演者が出待ちや入り待ちを嫌う場合もあるので、そのあたりもあらかじめチェックしておくといいかもしれませんね。ファンのコミュニティなどの話題をチェックしておくことで、出待ちや入り待ちはしていいものなのか、知っておくことができます。何も知らずにやってしまうと、大失敗をすることもあるので気をつけてくださいね。

ただ、アーティストやミュージシャンによっては出待ちや入り待ち大歓迎!という人もいますし、アイドルの場合も禁止されていないことも多いので、その時はみなさんも思い切って参加してみてもいいでしょう♪

運が良ければ握手をしてもらうこともできたり、ライブとはまた違った楽しみがあります。けれどもサインをもらうのは少し難しいかもしれませんね。人によってはサインもOKしてくれる可能性はありますが、時間や場所の関係などもありますし、握手程度に済ませておいた方が相手にも他のファンにも迷惑にならないので、お願いするのであれば握手がおすすめです。

その際もたくさんのファンが握手をしてもらうのを待っていることが多いですから、きちんと順番を待つ、割り込みをしない、といった最低限のマナーを守ることを忘れないようにしましょう。

出待ちや入り待ちのマナーやルールは現場ごとにも大きく違いがあるので、もし出待ちや入り待ちに興味があるのなら、そのご本人のファンの間ではどんなルールになっているのか、どんなマナーがあるのか、よくチェックしておくようにしましょう。

あとは会場付近に住宅やお店などが多い場合は、関係のない人たちに迷惑がかからないようにすることもマナーです。ライブ会場の近隣にファンが迷惑をかけたことによって、その会場ではもう二度とライブができなくなってしまった、という事例もあるのです。

みなさんの行動が、大好きなアーティストやアイドル、ミュージシャンの活動の妨げになってしまわないよう十分気をつけてください。